マイナ免許証、実際どうなの? 1枚持ち、2枚持ち、従来型を徹底比較!

先月から運用が始まった「マイナ免許証」。しかし、まだまだ謎が多い「マイナ免許証」。

『保険証みたいにいままでの免許証は廃止になっちゃうの?』

『マイナ免許証になると何が変わるの?』

今回は、マイナ免許証がどういったものなのか、色々な持ち方があるけど実際どうなのかを徹底比較します。

「マイナ免許証」ってナニ?

「マイナ免許証」とはマイナンバーカードのICチップに運転免許証情報を記録することで、マイナンバーカードを運転免許証として利用できるようになります。

主なメリットはこちらになります。

1.住所や氏名を変更する際、1回の手続きで済む

2.1枚になる

3.更新手数料が安くなる

4.オンライン講習を受けることができる

どの持ち方がいいの?

少し前にマイナンバーカードと一体化するということで話題になった「保険証」の場合、いままでの「保険証」は廃止になり、「マイナ保険証」のみになります。

「マイナ免許証」は保険証のようにいままでの免許証は廃止されません。

そのため、「免許証」の持ち方が3パターンあります。

1.1枚持ち(マイナンバーカードのみ)

2.2枚持ち(マイナンバーカードと免許証)

3.従来型(免許証のみ)

先ほど、列挙したメリットを受けることができるのは [1枚持ち] だけです。

[1枚持ち] のデメリットはないの?

[1枚持ち] にすることで得られるメリットは多いのですが、現状、デメリットもあります。

主なデメリットはこちらになります。

1.紛失時の再発行に時間がかかる(1週間程度)

2.マイナンバーカードを更新したら免許証の情報が引き継がれない
    - 再登録が必要。(手数料 1,500円)
    - 2025年秋には改善される予定

3.免許証の情報を確認するにはアプリが必要

4.レンタカー業者が未対応

5.海外では未対応

車の利用頻度が少なく、レンタカーも利用しないし、海外で運転をすることもない方で、マイナンバーカードの有効期限が1年以上ある方は [1枚持ち] にしてもよさそうです。

ただ、車を頻繁に利用される方が [1枚持ち] にしたあとでマイナンバーカードを紛失してしまうと、1週間くらい運転できなくなってしまうので、[2枚持ち] か [従来型] のほうがよいかと思います。

「オンライン講習」を受けたい方は、持ち歩くのが煩わしいですが当面は [2枚持ち] にせざるを得ないかと思います。

2025年3月24日から、運転免許センターや一部の警察署で「マイナ免許証」にする手続きが可能になっていますので、免許証の更新が近づいていて、「オンライン講習」を受けたい方は [2枚持ち] から始めてみてはいかがでしょうか。