総務大臣による「タイムスタンプ認定制度」ってご存知ですか?
皆さんは普段、業務で「タイムスタンプ」を利用されていますか?
「タイムスタンプ」とは、電子ファイル等に付与できる時刻のデータのことで、対象の電子ファイルがいつから存在していたのかを証明することができます。
この「タイムスタンプ」は、”時刻認証局” を運用している企業のタイムスタンプサービスが発行しています。
2020年までは、”時刻認証局” の運用方法などは [日本データ通信協会] という組織によってチェックされていましたが、国際的な取引等で利用可能な「タイムスタンプ」を目指すべく、2021年に「タイムスタンプ認定制度」が開始されました。
現在、タイムスタンプサービスを提供している事業者は基本、この認定を受けています。
現時点でタイムスタンプサービスを提供しているのは以下の4社です。
・セイコーソリューションズ株式会社
・アマノ株式会社
・三菱電機インフォメーションネットワーク株式会社
・GMOグローバルサイン株式会社
認定を取得するには、定められた基準をクリアする必要があります。
以下は要件の抜粋になります。
○ デジタル署名方式を用いること。
○ 時刻源は国立研究開発法人情報通信研究機構のUTC NICTとすること。
○ 発行する(した)タイムスタンプと当該時刻源との時刻差が1秒以内となるよう、時刻の品質を管理及び証明する措置を講じること。
○ タイムスタンプは十分な安全性を有する暗号技術や装置等を用いて生成・管理すること。
政府としては、認定制度を立ち上げたので、タイムスタンプを積極的に利用してほしいようで、販促資料や動画などが公開されています。
分かりやすくまとめられていますので、是非、一度、ご覧いただければと思います。
資料「タイムスタンプ技術」
資料「電子データの長期保存におけるタイムスタンプの必要性」
動画「タイムスタンプ使っていますか?」
弊社が提供しているサービスでは「タイムスタンプ」を使用していますが、すべて、認定を取得している「セイコーソリューションズ株式会社」様から提供いただいていますので、ご安心してご利用いただけます。