第66回コラム 「スポーツ用車椅子について」
今回は、JR総武線浅草橋駅近くに鎮座する銀杏岡八幡神社(東京都台東区浅草橋1-29-11)をご紹介します。源頼義、八幡太郎義家が奥州平定に向かう途上、当地で川面に浮かぶ銀杏の小枝を拾い上げて挿し木し、平定後再び当地を訪れたところ、大きく育っていたため、義家が御神恩に感謝し、大刀一振を捧げ八幡宮を勧請したことが始まりとのこと。





東京2020パラリンピックが開催され、日本選手を含めた障害者の頑張りに感動された方も多いと思います。
我が国が、最初にパラリンピックに参加したのは、1964年に開催された第2回パラリンピック東京大会でした。当時、車椅子バスケットボールでは、一般的な車椅子が用いられたそうです。現在、スポーツ用車椅子は、車輪にキャンバ角が付けられ、機敏な動きが可能になっています。スポーツ用車椅子のポイントの1つは、キャンバ角を容易に微妙に調整できることのようです。
スポーツに用いる車椅子に関連する特許を調査したところ、74件(JPDS、2021/09/05現在)ヒットしました。
株式会社ブリヂストンから、手に対するグリップ性及び濡れた接地面に対する高い排水性を備える競技用車椅子用タイヤ等に関し、8件特許出願されていました。
本田技研工業株式会社から、競技者が前傾姿勢を保ちやすく且つ姿勢を安定させやすい競技用車椅子等に関し、7件特許出願されていました。
ウニベルシータ デグリ ストゥーディ ディ ベルガモ社の前傾姿勢を取りやすいスポーツ車椅子の出願がありました。
ブリヂストン 本田技研工業 ウニベルシータ



中小メーカー、個人の出願が多い印象です。
障害者が自立した生活をするためには、技術のサポートが必要と思います。
技術で障害者が一層輝ける世界になることを望む次第です。
【最新のスポーツ用車椅子で疾走する選手】

以上