「特許出願による公開リスクと、他社による権利化・提訴のリスクを
同時に回避する方法を求めていた。」

株式会社フロロテクノロジー 様

株式会社フロロテクノロジーはフッ素系撥水撥油剤のメーカーです。
フッ素系撥水撥油処理剤は、特殊なフッ素樹脂やフッ素系の化合物を溶液化したもので、手軽に撥水撥油や非粘着、防汚などの表面処理が行えるコーティング剤です。
このコーティング剤が使用される分野は、半導体の耐酸コーティングや、ハードディスク・ドライブのモーター軸受け部分のオイル滲み出し防止、薄型TVのプリント配線板の絶縁性強化、リチウム電池の発火対策など、ハイテクノロジー製品の性能アップや品質保証上のトラブル解決に多方面にわたっております。
このようなハイテクノロジーのお客様のご要求は高いレベルにあることが多いので、弊社で常に商品の開発研究に努力しており、技術やノウハウの蓄積に多大な時間とコストを割いております。

導入の経緯

採用のポイント
  • 手軽さ
  • 先使用権の確保のためには、従来は公証役場に出向く必要があり、受付時間などの制限もあったが、電子公証であれば自分のデスクから、手軽にタイムスタンプなどが得られ、年中無休の24時間対応可能である。

  • 低コスト
  • 1件当たり900円以下と低コストで公証が得られる。

化学系の物質に関する知的財産権は、特許で権利を確保することが一般的かと思われるが、実は近年、化学系物質で特許権を得ることは非常に難しく、かなりの高確率で拒絶されることが多い。拒絶査定がでないために、たとえばアプリケーションと組み合わせるなどクレームをかなり限定しなければいけないのだが、そのような特許は、公開されるとともに同業他社に少し形を変えてクレームをはずす形でまねをされることも多い。
フッ素系の撥水撥油処理剤は技術としてはニッチな技術であり、学問としても研究されつくしていないために、理論的に説明のつかない成分配合などで撥水撥油性能が左右されるようなことも多い。
弊社の撥水撥油処理剤はこのようなノウハウの蓄積で高性能が確保されている。これらのノウハウや技術は、防衛目的の出願にせよ、真剣に権利化を目指した出願にしても、前述のような公開されることによるリスクが大きく、出願はしたくはないのだが、同じような技術を他社に権利化され、提訴されるリスクも当然ある。
このような状況で当社の技術ノウハウを守るために、あれこれ悩んでいたところ、当社のお客様から電子公証制度を紹介していただき、検討したところ弊社の状況にもってこいであったので導入を決めた。
株式会社フロロテクノロジー 様
事業内容 メーカー(石油・化学)
本社所在地 〒487-0015 愛知県春日井市気噴町北1丁目114
資本金 1,000万円
従業員数 7名 (パート嘱託含む)
ホームページ https://www.fluorotech.co.jp/