「電子公証サービスを利用することにより、
ノウハウを含めた知的財産の保護を強化できる。」

ニチアス株式会社 様

コンプライアンス強化の観点から、研究・開発の過程で創作されるあらゆる知的財産を、重要な経営資源として保護及び管理を図り、他社の特許を尊重すると共に、他社特許侵害を避けるために最大限の努力をすることを目的として、電子公証サービスの導入を行いました。

導入の経緯

採用のポイント
    • 簡易な操作

IT部門以外の利用者でも簡単に操作ができることが採用の大きなポイントです。
また、公証役場で確定日付をもらう場合には、必要な文書を紙に印刷し、封入し、箱詰めする等、公証していただくまでに手間と時間がかかるところ、電子公証サービスを用いると、公証したい電子ファイルをドラッグ&ドロップするだけと、簡単な操作で公証を行うことができる点も採用の大きなポイントです。

    • 利用しやすい料金

公証役場と比較して、費用が安価であること及び利用可能時間に制約がないことが採用のポイントでした。
さらに、予備に複製を作成する場合には、公証役場では複製の数の分だけ公証料金が必要となりますが、電子公証サービスは、電子公証したファイルをコピーすることで複製が作れるため、複製分の公証料金がかからない点も利用しやすいポイントです。

    • 便利な機能

場で公証していただいた書類は、再度、公証役場でしか確認することができないが、電子公証サービスを利用すれば、公証を行った書類をいつでも確認することができることが採用のポイントです。

知的財産を重要な経営資源であると考え、新しい技術については知的財産として保護すべく、特許出願等を積極的に行ってきました。
しかしながら、知的財産の保護として特許出願することがふさわしくないノウハウ等をどのように保護するか悩んでいました。そこに、電子公証サービスをご紹介いただき、ノウハウの保護に最適なのではないかと考えました。
現在、弊社では、コンプライアンスの強化に努めており、知的財産の保護及び管理のツールとして、電子公証サービスを利用することにより、ノウハウを含めた知的財産の保護を強化できると考えております。さらに、他社特許の尊重という観点から、他社特許の侵害を回避するために特許調査等を積極的に行っておりますが、先使用権の立証を簡易に行うことができず、電子公証サービスは、まさに操作及びシステムの観点からも簡易に行うことができる点が魅力でした。
また、思いがけない技術も保護する必要があり、このような場合にも先使用権の立証が気軽にできることが導入のきっかけとなりました。

ニチアス株式会社 NICHIAS Corporation 様

事業内容 メーカー(石油・化学)
本社所在地 〒105-0012 東京都港区芝大門1丁目1番26号
資本金 121億2,835万2,879円(2021年3月末現在)
従業員数 連結:6,337名 単独:1,766名(同)
ホームページ http://www.nichias.co.jp/